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SE Can't Code

A Tokyo based Software Engineer. Not System Engineer :(

ニックというシニアエンジニア.

今年の中盤まで職場では英語を毎日話す環境があったのだが、今や英語なんて全く話すことがなくなった。ちょっとでも話さない時期ができると頭の中から英語ってやつが消えてしまう。定期的に訓練しないと去年に元通りになってしまうので、この頃またDMM英会話を受けたり土日に外国人がいるところへ飛び込んだりしている。

ついこの前、外国人エンジニアらと集まってもくもく会をした。データマイニング系をテーマにしていて、とある会社のオフィスに集まり、もくもく作業をする。会話は全部英語。外国人8割、日本人2割くらい。僕はMNISTのデータセットを使っていろんなDeepLearnig系のフレームワークを入門する、ということをそこでのテーマにした。たいしたことはしていない。

隣の外国人エンジニア、名前をニックというアメリカ人は、データマイニングは初めてのようだった。環境作りから始めていたので、ちょこちょこ手助けをしていた。ニックは35歳を越えたC++プログラマで、ちょっとその手の話で突くとかなり豊富な知識と経験が流れてきた。そんなベテランエンジニアなニックは初めての技術領域にチャレンジしようとしていた。

ニックは「機械学習はトレンドだけど、単純に興味があるので今日をきっかけにチャレンジしたいと思ってるんだ。この技術は夢があってワクワクするよね。」と楽しそうに話していた。そんな話をしていると周りのメンバーともワイワイと会話に混ざってきて、途中で僕はネイティヴな彼らの英語が聞き取れなくなったのだが、それでもその場で飛び交う夢みたいなワードが非常に心地よかった。

ニックにはそのあとPythonについていろいろと説明した。プログラマとして僕よりも圧倒的にスキルがある人なので、質問の鋭さから答えられないものもあったが、ニックは満足気に聞いていた。そのあと僕がただの愚痴で「この分野は数学と統計学機械学習の分野の勉強が必要だから結構辛い。時間が足りなさ過ぎる。」とこぼしたら、「でも面白いから続けてるわけでしょ?確かに勉強は辛いけど、それが出来るようになった時の嬉しさとか技術そのものに対する好奇心があるから僕らはエンジニアをやってるんじゃない?」とニックは笑って返してきた。そして、「こんな一生楽しめる仕事に就けて、僕は幸せだと思う。」と言った。

もくもくと作業をしに行っただけなのに、隣にいるエンジニアの大先輩の言葉に感動してしまった。外国人だからかわからないが、サクッとカッコいいセリフを言ってしまうところがまたカッコいい。惚れてしまうかと思った。そうだよなぁ、ただただ面白いから時間を忘れて家でもコード書いたり新しい技術を学んだりしてるんだよなぁ、と改めて思い知らされた。

今年に入って多少英語を話せるようになったのだが、外国人エンジニアと話せるようになったのが一番の収穫だったと思う。もっと訓練しないと全然駄目駄目なのだが、こういう英語の環境があると英語学習のモチベーションが上がる。そしていつか35歳オーバーのシニアエンジニアになった時に、若手のエンジニアにニックが言ったセリフと同じ事を言ってやろうと心に誓った。

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