SE Can't Code

A Tokyo based Software Engineer. Not System Engineer :(

若き写真家たちの山登り。

 

11日間の夏休みを取り、2/3を実家でダラダラし、あとは富山は立山に登ってきた。

その時のことを綴りたいと思う。

大学時代の写真サークルメンバーで行ったのだが、ここでまず登山でのパーティーを紹介しておく。

 

 

◆デブの先輩

大学院生一年目。

写真サークルの同期であり、僕とは小学校からの腐れ縁。どんどこどんどん太ってきており、痩せる気配がない。そんな自分を傍目に、デブに厳しいデブである。

(# 膝に爆弾を抱えている)

 

田中みな実(男)

大学四年生。

中判を肩からぶら下げ、カバンにいくつものカメラを詰めるほど、写真へ情を傾けているパーティー最年少。

田中みな実のようなぶりっ子女子の手のひらで転がされたい願望があるようで、山登りの際は「見てみて~、たかーい!おやまさんだー」とずっと田中みな実ごっこをしていた。

 

◆パイセン

大学三年生。しかしパーティーの中で最年長。

たまに自分の将来の子供に肩たたきをさせる妄想をするらしい。

僕はたまにこう思う。この人、やばいんじゃないかって。

(# 腰に爆弾を抱えている)

 

◇僕

SIer企業に勤める社会人一年目。

写真サークルなのにカメラを持たず、瞳のシャッターを切り、心のフィルムに..うるせぇバーロー

絶賛企業の歯車中。

 

 

 

以上のメンバーで、立山は雄山、3003mの登山を試みた。

このパーティを見てもらえればわかると思うが、爆弾持ちが四人中二人もいる。しかも四人の中に登山バリバリなメンバーはおらず、若干の不安を抱えながらの登山となった。

僕は山登りをすることが計画段階で決定した際、メンバーに映画『八甲田山』を観ろと言っておいた。これは僕の「山を嘗めるなよ」という意味を込めたメッセージだったのだが、山を嘗めきっているゆとり教育世代達はそんな僕のメッセージを受け取りもせずに当日を迎えた。写真サークルの繋がりだった為、僕を除く三人は重い一眼レフを携えての装備となった。この時点で膝に爆弾を抱えているデブの先輩と腰に爆弾を抱えているパイセンが心配でならなかった.

しかしいざ立山に挑戦してみると、意外と登れる。デブの先輩はゆっくり休み休みの自分のペースで、パイセンは意外とたったと軽やかに、そして田中みな実は「たかーい、すごーい」とブリっこをしながら、登っていく。山山と壮大な立山を、広大な自然を、道中カメラのフィルターへと通しながら、ちょっとずつ登っていく。

 

 

当初はよく立ち止まりながら、写真を撮っていたメンバーだったが、頂上へと近づいていくたびに道のりは険しくなり、写真を撮る余裕などなくなっていった。余裕ってのは大事だ。余裕がないと思考の幅は間違いなく狭まるし、行動範囲も限られてくる。明日のパンもない人間は、明日のパンのことしか考えない。登頂に余裕のない人間は、登頂のことしか考えない。自国に余裕があるから、発展途上国の経済性について考えることができるし、自分に余裕があるからボランティアにだっていける。人のだいたいの行動は余裕が前提となっているもんだ。

 

 

 

余裕は徐々に無くなっていったが、結果四人揃って登頂することができた。

頂上に立ったあと、再び若き写真家たちはカメラを取り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

余裕のある男がモテるんだぜ。

 

どうもありがとうございますた。

 

 

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